モコ



ニッサンが2002年に発売した軽自動車。ニッサン車としては実質的に第1号となる軽自動車である。製造元はスズキでMRワゴンがニッサンにOEM供給されているものである。メカニズムもMRワゴンと大きな違いはなく、スズキの軽自動車用の新エンジンがリッターあたり27.0kmという高い燃費性能を牽引する。また、アイドリングストップ機構と副変速機付CVTも備わっている。また、100〜150万という手ごろの価格帯にありながらESPも標準されており、安全性の面でも評価が高い。居住性や走行性も平均以上の能力を備えており、全体的なバランスが非常に優れている軽自動車だ。また、モコ〜という名称で呼ばれる独自のカラーリングや、「ショコラティエセレクション」などキュートかつポップなイメージを強く打ち出している。

現行型は2011年にモデルチェンジされた3代目SA2型。新プラットフォームを採用したことで室内長も拡大され、ゆとりのある室内空間が実現され、内装でも千鳥格子柄のシートやインパネに艶のあるピアノブラックのフィニッシャーを採用するなど上質感を演出した。また、どちらかと言えば男性に好まれるデザインのMRワゴンとの差別化を図り、フロントフェイスを変更。アーモンド形の可愛らしい吊り目が印象的なヘッドライト、メッシュが入った横長のグリルとバンパーを採用してキュートな顔となっている。さらに新色を加えたカラーバリエーションの展開を行い、このモデルチェンジによってニッサンは軽自動車の購買層において女性客の取り込みに成功した。