レガシィ

富士重工業が展開するスバルブランドのフラッグシップであり、日本国内外で高い人気を誇っているのがレガシィ。ツーリングワゴンをはじめ、スポーツセダンのB4、ステーションワゴン型SUVのアウトバックといったバリエーションを揃えており、いずれも水平対向エンジンと4WDというスバル独自の機構で、多くのモーターファンを虜にしている。

その登場は1989年にさかのぼる。1980年代末に経営危機を迎えていた富士重工業がそれまでの主幹モデルレオーネに代わるモデルとして、大幅な組織改革を行いゼロからの開発を行って発売した。当時、日本ではワゴンは商用バンの豪華版という捉え方がされており人気がなかったが、富士重工業はツーリングワゴンと名付けることでバンとの差別化を図り、当時のスキーブームやSUV車のブームとも相まってレガシィは大ヒットした。その後も、他社が3ナンバー規格のワゴンを登場させていく中でも頑なに5ナンバーサイズを守って独自性を打ち出し販売台数を伸ばしてきた。ワゴンのイメージの強かったレガシィだが、3代目にはスポーツセダンの分野でもレガシィB4が高い評価を受けて、名実ともにグランドツーリングカーとしての地位を確立。2003年には日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。現行のモデルは2009年に登場した5代目。4代目からは国際市場を意識してボディが大型化し3ナンバーサイズとなっているが走りの良さは失われておらず、根強い人気を獲得している。